先日、テレビ放送された『IT/イット ”それ”が見えたら終わり』。
私はホラー映画が超苦手! 数十年前に観た「貞子」が未だに忘れられず。 貞子がテレビから這いつくばって登場するシーンが印象深く、いまだに暗闇の部屋のテレビ画面を見るのが苦手。 テレビから貞子が出てきたら怖いもん!
そんな、ホラー苦手な私が頑張って観た感想です。
ストーリー
田舎町デリーで27年周期で現れる”それ”。 ペニー・ワイズという名のピエロ。 このピエロが子どもたちに悪さをしています。
弟をさらわれた兄が、仲間たちと協力してピエロとたたかう、って話です。
話の感想
子どもたちは「親から性的虐待」や「親からの精神的虐待」を受けていたり、親の死が忘れられない子がいたり、心に色々なものを抱えて日々生活をしています。 40代の私は、親目線で見てしまい「うん、うん。 どの子も大変だね・・」とホラー以外の場面でウルウルさせられました。
少年たちが、町のヤンキーたちからイジメられる画面が多々出てくるのですが、え? アメリカって未だこんなイジメがあるの??と純粋に不思議に思いました。 でも時代設定が1989年なので、このあたりは時代背景に合わせているのかな。
原作
スティーヴン・キングの小説を映画化した作品。
やっぱり!! というのも数十年前の名作映画「スタンド・バイ・ミー」と似ている箇所が沢山あるから。
思い起こせば「スタンド・バイ・ミー」も私にとって印象深い作品です。 当時、田舎の中学生だった私は、アメリカの学生生活、悩み、そして、リバー・フェニックスのあまりの格好良さに衝撃を受けました。
まとめ
えっと、正直「怖くなかったです」。
テレビ放送ということで、怖い箇所はかなり削除されていたからでしょうか。 「怖い」というよりも「ペニー・ワイズ(ピエロ)がお茶目で面白い」ほうが勝ち。
夫と子どもと自宅リビングで観たのですが、ペニー・ワイズの登場シーンになると、ゲラゲラ大笑いしてましたから。
ストーリー的にも「スタンド・バイ・ミー」のように涙あり。 中身のある内容です。
40代女性でも十分に楽しめる作品ではないでしょうか。
続編
2019年11月現在、映画館にて「IT/イット THE END 完結編」が上映されています。
少年たちが27年後に集まり、再度ピエロと立ち向かう話のようです。
劇場スクリーンで観るのは勇気がいるかなー。笑。